2014-01-01から1年間の記事一覧

「店員」こそが主役なんだがね、本当は。

休日夜を吉野家で済ます浅ましさ。てなわけで吉野家の話なぞを。 値上げで話題になってるけど、あの世界についてはオイラ、問題は値段とか材料費とかとは別なところで言って置きたいことがある。 吉野家並が400円だったくらい前の頃には、あそこのメニューに…

まったく「とてつもない日本」になったもんだ

麻生「利益出してない企業は運が悪いか能力ない」 こんなことを一国の財務大臣が言うんだから。終わってるねニッポン。 世間知らずのボンボンがこういうこと言っても平時なら「ばかじゃねーの」で済むが、今はその世間知らずのボンボンが財務大臣なんてやっ…

未だ下剋上である!

宮下英樹「センゴク天正記」の有名なシーン。上杉の参戦で再び窮地に立った織田信長が、未だ建築中の安土城の前で臣下から人夫、民までを集めて演説するのだが、その内容が非常に「わかりやすい」。どういう意味で「わかりやすい」かといいますと、世のホシ…

「想定内」のおはなし

GDPの値への動揺、解散総選挙にまつわるゴタゴタ、特に安倍自ら出演したニュース23での醜態、どれも喜ばしいことだ。同時に、それらは既にこれまで何度となく言われていたことでもある。 アベノミクスは中流層以下を切り捨てる政策であること。 GDPの値なん…

正康より和志が好き

IWJの岩上氏の連ツイ、彼と保坂正康氏との対談を眺めながら、これが保坂和志相手だったらどうだっただろう?などと考えていた。 リベラルと保守、なんて分け方してるけど、じゃああなたはなんでリベラルであり保守なの?というところが見えてないとおかしい…

国籍が理由であるかないか

twitterで騒いでるのを斜め見してたらどうやらmixiニュースになってたらしい。 某所モスバーガーの店頭展示に「遅刻を何度もする中国人の女の娘に『今度遅刻したらお前の背脂でラーメン作るぞ!!』遅刻しなくなりました。」 とか書いてた話。 相変わらず「あ…

男はダメだ。←これが大前提でないと

トシとると男はダメだなあ、とつくづく思う。 デイサービスだと特に顕著。あの「なにするわけではないけど楽しく過ごしましょう」という場に適応できないのは大抵が、男だ。 理由は分かり切っている。「生きるとはことを成すこと」みたいな司馬竜馬的人生を…

NO!ヘイトが発売になっている

ということで本屋回りしたが案の定、盛岡の書店には一冊もなかった。版元がころからという新しい会社で、一冊一冊を丁寧に売りたいということで取次との契約が大手とは違っているらしい。ISBNも取っているし注文すれば普通に入手可能なのだろうが、やはり店…

物語の力

眠れない。明日は九時出勤だからまだなんとかなるが。今の職場に来て以降、自分の思索(なんてカッコエエもんじゃないが)にふと集中してしまうと身体が仕事モードに戻るのに時間を要するようになった。たぶんそれだ。 昼間に久々にマン喫に行き、去年話題にな…

ここがニホンの最下層

特別養護老人ホームを運営する全国の社会福祉法人が「内部留保貯め込み過ぎ」と批判を浴びている件。 おいらの勤め先は一般企業なので微妙に他人事ではあるが、専門学校時代に貼られていた求人票を見た限り、給与の差が一般企業と社会福祉法人とで違うような…

常識的な「蝦夷」のおはなし

アイヌ、という民族の定義をしっかりとするには「日本人」の定義をはっきりさせる必要がある。 蝦夷、毛人、として文献史料に現れる者たちが今現在で言うところのアイヌであったかは諸説あり、その混乱には「それ」を滅ぼしたり帰順されたりすることで北方へ…

民族という概念。

民族差別、というか、民族を民族として扱わないことの暴力なんだろうな。北海道の金子なんちゃら議員問題。 差別というのは差異がなければ成立しないから「もはや同じじゃん」と言うのは差別ではない、というのは一見問題ない意見に見える。アイヌだろうがな…

国破れて山河あり

遅ればせながらSASPLのサイトを見た。立派だと思ったが「安易な革命」というのが引っ掛かった。 今ある権力構造について「権力を持っている人たち」が責任を果たしていないのが全て悪いから、そんな権力なんて無い方がいいということです こういうのを「安易…

同じ植民地同士仲良くやんなさいよ

沖縄県、宮城県、函館市。同じ植民地同士仲良くやんなさいよ、と言いたい。 「県知事」っていう職業は、何か国に丸め込まれやすい事情を構造的に持っているのだろうかね?まったく。

一億総「スベったネタを解説しまくるお笑い芸人」

どのガンダムだか忘れたが、なんかあったよなあ。激高して戦う二勢力に割って入って「それじゃだめなんだよ!」と言い出す主人公。 今まさに、そんな気分。 一日一生懸命働いて、ちっとはいいことがあって、心が洗われて、帰って来て、 …ネット見るとなにも…

一刻も早い「終戦」を望む。

かわぐちかいじの「太陽の黙示録」で、借金取りからの突き上げを受ける高校生という立場が大地震によって消滅した登場人物の「解放感」、そして、それまで「こんな国は滅んでしまえばいいのに」と思っていた彼の心情を描くシーンがある。 もう十年以上前のマ…

Say no more.

自分が「こうであるはずだ」と考えた理屈を世間が無視していたとき、まず 1)なぜ「こうであるはずだ」という結論に自分は達し、 2)それが世の中にどのようなメリットをもたらし 3)それが世の中の何に不都合で 4)それらのバランスがどうなることが世の中にと…

原理原則の話をします(2)

ちなみに「原理原則の話をします(1)」はこちら。まあ読まなくても大丈夫だけど。 運動とかナンダとかを一切頭に置かず、あくまで一個人の感覚として言うなら、政治は嫌いだ。 ジャイアンに取り入るスネ夫。格づけ。権利だなんだかんだの小理屈。そんなもんで…

無題ドキュメントってやつ

書店の辞め方がアレだったものでその後の展望など全くなく、食い扶持の確保のためバイトとして始めたのが中古PC売りだった。店は若い子が圧倒的に多く、それはそれは多くの刺激を得たものだが、バイトとしては破格の月給だったぶん、仕事は無茶苦茶キツかっ…

ガザ虐殺とオープンソース

イスラエル、と聞いてオープンソース界隈の人が思い出すのはZend FrameworkでありcoLinuxなんだろうが、これらの開発にガザでの愚行による影響は出ているんだろうか。 気になってググってみたが、少なくとも日本語圏には「coLinux作者はイスラエル人だから云…

シャッチョさんがみなネトウヨになる日

屁理屈書いててもしょうがねーか。ってことでいい加減xxデモ騒動の話はやめる。 今日上司から「読むように」と渡された「致知」なる雑誌が物凄い。 「人間学を磨く月刊誌」なるアオリで、なんというか、各界の成功者のウンチクをひたすら紹介するような雑誌…

それでも支持する。そのココロ

なんてことない。不当な何かを押し付けて来た政府に対する「怒り」なんだよ。いつだって。少なくともオレには。 けど、怒る相手が隣のチンピラなら腹据えて怒鳴り込むだけでいいのに、相手が政府になると「なんちゃら主義」だの「どーたらセクト」だのの中で…

残念過ぎて

社会的なポストを巡る「争い」に、「暴力」でないものなんてない。 地方都市にはそれなりに残ってる中小企業規模の小売店。近所のライバル店との客の取り合いはその敗者に致命的なダメージを与える。夜逃げ、自殺。相手の人たちの生活が、下手すると生命その…

「アンチドーザー」な方々

アンチドーザーの人にも種類があるようなので前記事を補足して置く。 まず「ブルドーザーは権力の象徴」という考えの人。以前からそう思っていた人も確かにいるようだ。が、一生懸命ブルドーザーの「穴」を検索してタタく材料にしている人の方が圧倒的に多い…

ドーザーとかなんだとか

理屈屋どもの原則論、そもそも論を真似て言うなら、だ。 「怒りのブルドーザーデモ」は暴力的であることを売りにしてるから駄目と言う人は、大衆が群れとなって体制や既得権益にしがみつく奴等を引き摺り下ろすという行為を、暴力以外のなんだと思ってるんだ…

敵国、日本。

イスラエルのガザ空爆について知れば知るほど湧いて来る無力感。 イスラエルという西側世界の鬼子がイスラム世界においてどれだけ暴威をふるって来たかは私が語るまでもない。しかし相対するイスラム世界が「我々の思うところの」マトモさをもって外交に当た…

「月の輪古墳」に思う

岩手のあちこちに「明治天皇御巡幸」を記念する立派な碑が立っている。意味を知ってかしらずか献花されてたりもするのだが、実際の巡幸の記録を天皇側に求めると、仙台以北の北東北に関しては「野蛮人か」「蝦夷と見分けがつかない」「淫行跋扈し民度低ぅー…

やっぱヒッピーやめる

昨日むかっ腹でヒッピー宣言してしまったが、やっぱり撤回。不自由を生きる市井からの、あれは超越だからね。超越自体に意義を感じるトシではないし、日本国民としてものを言える気がしなくなる。別世界にイッてしまうのはぎりぎりまで耐えてからでいい。 が…

ヒッピー上等

多分、「集団的自衛権でないと日本は隣国に攻められる」という世論誘導に引っ掛かった人はこの身を切るような文章を読めば認識を改めてくれると思う。元自衛隊の泥憲和さんがデモで叫んだ内容。 http://bylines.news.yahoo.co.jp/inoueshin/20140704-0003707…

「日本を強靭にする」ための教育について(笑)

今朝、岩手県宮古市で震度5の地震があった。盛岡市でも結構揺れ、七月から何の因果か系列のグループホームに修行に出されているおいらは仕事中に遭遇。認知症の利用者の方々は全く地震に動じることはなかったが、胸を撫で下ろしている時に唐突に電話が鳴る…