やっぱヒッピーやめる

昨日むかっ腹でヒッピー宣言してしまったが、やっぱり撤回。不自由を生きる市井からの、あれは超越だからね。超越自体に意義を感じるトシではないし、日本国民としてものを言える気がしなくなる。別世界にイッてしまうのはぎりぎりまで耐えてからでいい。
が、昨夜寝る前にググりまくってた太陽電池生活はやはりおもしろそうなのだ。基本的にソーラーパネルで充電したディープサイクルバッテリー(車のバッテリーだと電力を使い切る→充電という使い方ではすぐガタが来る)による直流電力。交流の冷蔵庫やら洗濯機やらのためにインバーター(車のシガーソケットから取った電気を交流コンセントとして出力するアレ)を使用するそうだが、これは電力ロスが大きい。なので家じゅうの家電を直流化するとか、さまざまな工夫をする好き者があちこちに湧いているようだ。直流の危険は交流の比ではないので注意が必要だが、それでもあの**電力にお布施するくらいなら、と思えば耐えられそうな気になる。何より「世捨て人」になるための準備というより、クリーンな方法で文化生活を続けるためのあがきであることがおいらにとっては重要。
話は変わるが、集団的自衛権閣議決定した政府が、関連法の「集中審議」を秋ではなく来年にすると発表したそうな。まだ去年までなら「すわ、とんでもない陰謀が地下で」などと警戒もしただろうが、あのあまりに無策で幼稚な力押しの閣議決定を見てしまうと、もはやそういう警戒を奴らに対してすること自体が馬鹿馬鹿しい。こどものごっこ遊びに付き合ってられっか、という気持ちになっている。どうしようもなく権力を持ってしまってはいるが、あれは「子ども」だ、と、恐らくあの7/1以降は多くの人が気付いてしまっているのではないか。権力は確かに怖いけど、あの権力は政府を「偉い人たちだ」とまだ信じている大人によって支えられている。その大人の中に「子ども」からカネもらっても恥と思わないクズがいることが問題なので油断すべきではないのだが、あの「子ども内閣」に愛想つかす人がより増えれば状況は好転する気がしてきた。何しろ「国の帰趨に関わる重大なやりとり」をしている緊張感を全く感じない。気持ち悪いだけで、怖さがない。
戦争すりゃいいじゃん、とか他人事のように思ってる人、そろそろ考え直した方がいいぞ。あんな子どもの指揮じゃ、勝てる戦争だって勝てっこないと思わん?