2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

細川支持で一本化を望むあらゆる経営者に告ぐ

あなたの下で働く人たちを大事にしてあげて下さい。 宇都宮支持者は生活に大きな不安を感じている人が圧倒的に多い。みな自分の家庭を守るために精一杯ですから、脱原発でかつ貧困対策を掲げる宇都宮氏こそ、と思うわけです。ていうか、自らの生活と候補者の…

労働問題のむずかしさ

特区問題が脱原発陣営で取り沙汰されていた。いっちょまえに「脱成長と特区が並び立ってるのはどういうわけだ!」などと湯川れい子に噛みついたのはオレだが、これはもう何をいまさら、な状態であったらしい。タイミングのずれた合いの手ほど恥ずかしいもの…

祖国

父方の祖父は太平洋戦争でビルマで死んだ。遺骨なんてなく、骨壺には石ころが入っていたという。飯は現地調達(要するに現地から略奪する)、作戦は悪名高いインパール作戦。銃剣ひとつポンと渡されそんな無茶苦茶な世界に送り込まれた祖父の魂は、靖国になん…

日本オワタ

今日はますなにをおいてもこれ。ダボス会議で「日中間の悪化した関係が100年前の、第1次世界大戦の前の英独関係を思わせる。」とほざいた安倍のこと。しかし今の日中には密接な経済の相互依存関係があるので大丈夫。と話は続いたそうだが、第一次大戦の希少…

異人種と言ったら負けよ

本多勝一、なんて言うと、現代ネトウヨ天国で称賛するとお縄についてしまいそうだが、彼の「事実とは何か」は今現在だからこそ示唆に満ちている。 いくら歴史学が客観を否定しようが、今ここで女の子のケツ触って「なにすんのよ!」と言われた時「いやこの世…

市場開放は必勝法のあるオンラインゲーム

都知事選で細川候補が経済特区容認の意思を示しててから、Twitterの脱原発陣営で「新自由主義」なるタームが焦点になっている。 市場開放、グローバル化、とってもイヤな響きなのだか、それが何故拒絶されるべきものか、案外説明されていない。 書店員だった…

それでも名護に移転すべき、という人に質問です。

推進から反対へ転じた、名護市長選のキーパーソン語る 楽園の放棄許さない http://sp.mainichi.jp/shimen/news/20140121dde012010002000c.htmlとりあえずは上の毎日新聞の記事を読んで頂いた上で「日本のために移設は成されるべき」と思っている方にお聞きし…

なぜ安倍政権が若い子にウケているか考える

「なぜ脱原発なのか」について今一度考えて欲しい。脱原発だけではない。なぜ安倍政権打倒なのか。なぜ戦争はいけないのか。なぜ三権分立でなぜ民主主義なのかを、実感を持って、自分の言葉で説明できるようになって欲しいのである。 小泉という人は歴代総理…

「脱原発したければ代案を出せ」の誤解(2)

正直ヒヤヒヤしていた。東北にはカネで国に尻尾振った首長が山ほどいるし、その横暴をきちんと伝えてくれるのは草の根メディアくらいである。石破の500億円報道があった時には「こりゃ負けても仕方ないか」とまで思った。そういう人をこれまでたくさん見て来…

「脱原発したきゃ代案を出せ」論の誤解

悲鳴か何かのように聞こえてくるのだわ。「脱原発したきゃ代案を出せ」 もっともな論に聞こえるんだけど、なぜこの意見がとても虚ろにしか響かないかというと、日本でまじめに脱原発を考えている人は究極的には「電気依存から脱却すりゃいいじゃん」と考えて…

都知事選挙おぼえがき

都知事選挙は脱原発にとって大きな意味を持つ。ただし勝てば日本は脱原発に大きく傾く、という意味ではなく、負けると「国民の支持を得た」と原発再稼働の口実を与えてしまうという意味で。 舛添さんの「反原発」が方便に過ぎないことは、彼の脱原発ですよ発…

「歴史教科書」のはなし

本屋に立ち寄った際、このような本が面陳されていて、さすがにもう笑ってしまった。 常識から疑え! 山川日本史 近現代史編 上 「アカ」でさえない「バカ」なカリスマ教科書 「山川教科書の常識は世界の非常識」 「そもそも歴史学の役割は、自国を正当化する…

ブラボー、沖縄県議会

沖縄県議会が仲井真弘多知事の辞職勧告を決議したそうな。 「カネが入る、生活がよくなる」で国の言いなりになる東北の地方行政を赤坂憲雄は「植民地」という言葉で言い表した。福島県人が東電に抗議したときは「カネもらっといてなにいってんだ」なるヤジが…

「日本人の連帯感」ってやつ

正月ニュースの「輸入車売れてる」ばなし。前回の日記を書いたあとで「売れてる」より「輸入車」の方が重要なタームだったことに気付いた。 1)景気回復のため、みたいなお題目で大企業に金が落ちる。 2)大企業は潤い、上がった給料で彼らは輸入車を買う。 3)…

新年

毎年なんとはなしに観てしまうゆく年くる年が終わり、今年初のニュースでいきなり安倍総理の談話。今年こそ憲法をどーたら。めでたい気分がぶちこわしだ。よーするに彼の頭の中では憲法改正というのは心底めでたいことで、国民はみな同志なのだろう。そうで…