細川支持で一本化を望むあらゆる経営者に告ぐ

あなたの下で働く人たちを大事にしてあげて下さい。
宇都宮支持者は生活に大きな不安を感じている人が圧倒的に多い。みな自分の家庭を守るために精一杯ですから、脱原発でかつ貧困対策を掲げる宇都宮氏こそ、と思うわけです。ていうか、自らの生活と候補者の公約を冷静に見る限りにおいて、宇都宮氏以外の選択は考えられないという人は多そうです。
ということは、あなたの下で働く人たちが生活に不安を感じていなければ、細川氏の文化的素養とかそういうのに目が行く可能性が出て来る。少なからず細川氏支持にまわる人も出るはずです。あなたはそうすることで、脱原発陣営の一本化に大きな役割を果たす一人となりえます。
もしくは、たとえ特区が実施された暁にも、私は部下の生活を絶対に守る。規制が緩和されても人件費を削ったりしないと社員みなに確約しましょう。さきほどと同じ理由で、細川氏に「目覚める」社員が増えて行くと思われます。
おわかりでしょうか?
新自由主義が大いに反映された社会というのは、優秀な経営者がいる企業にとっては大きな希望です。逆に言えば、あなたの部下が特区のことで戦々恐々としていたとすると、それはあなたが優秀な経営者ではないという証拠になります。そのことを踏まえて、現状の宇都宮氏の健闘ぶりを見て下さい。あれは誰が引き起こした状況なのか、自分の胸に手を当てて考えてみて下さい。
一本化が成されないのは、部下たちに不安な思いをさせる経営をしてきたあなたたちの責任でもあるのです。
それでも脱原発大義こそ、と主張したいのならせめて、日本の明るい未来のためにおまえら死んでくれ。骨は拾ってやる。必ずや原発のない社会を作って見せると部下の前で誓って下さい。要するに部下に「この人のためなら命を捨てられる」と本気で思ってもらえる経営者であってください。それが自分の思い込みでしかなかった場合、あなたの姿は部下らの目には今日の国会における安倍みたいに映るでしょうが、これまで私はずっと部下のためにがんばって来た、と心から思えるような人なら余裕でできるでしょう。
どうか是非、一本化のためにあなたができる全力を振り絞って下さいませ。