人があれだけ死んでいるのに

メディアは結局、政府が動き出すのを待っていた、ということのようだ。政府より先に報道してしまえば政府の面目が潰れるから、という以外推測しようがないもの。あまりに遅すぎであることが明白であるのに、そうまでして政府の起動を待った彼らはもう、どう申し開きしても効かない。それなのに平気でこのような態度をとれるのは、これくらいならせいぜいネットでタタかれる程度であろうという読みがあるのだろう。天ぷらの翌日に、今度は麻生まで一緒にフレンチを食ったという安倍にしてもそう。明らかに確信犯。国民は完全にナメられている。やっと始まったニュースで「自衛隊を送り込み」なんて言ってたが、甲府に来た自衛隊員がたった15名だったとか。
#天ぷら辞職 タグをつけてふざけてたように見えたかもしれんが、私はもうやってられん気持ちで一杯だった。笑うしかない。笑ってないとやってらんない。あのタグをツイートした多くの人の気持ちも同じだと思う。
いっそ、オリンピック選手の誰かが金メダルの記者会見なんぞで「うちらのことはいいから雪害ちゃんと報道して!」とか叫んでくれないかなー、などとありえん妄想をする。いろんなカネや力が動いている中でそれを言える選手などいるわけがないし、言えなくても責められるものではない。山梨出身の選手もいるんじゃないか?それでも、それほどに、カネというのは恐ろしい。カネに縛られるのは我が身かわいい守銭奴だけではもちろんない。
人があれだけ死んでいるのに。