奢る平家も久しからず

いよいよ来るべき時が来ちゃったってかんじ。本当になんとかしないとマズイです。
慶応のインタビューとか大手マスコミ内定者パーティとかのニュースを見るにつけ、やはりポイントは選民意識であるように思う。いわゆる上流の連中に育てられた子らの「下々」への目線にはもう、一昔前ならギャグにしかならないものがある。こないだの「頭痛が痛い」のカレにしてもだが、「俺はおまえらみたいに卑怯な匿名性のもとでグダグダ抜かしたりしない」みたいな自分の保ち方が顕著。周囲を愚民にしないと自分が保てないような人に下げる頭など、多くの日本人は持ち合わせていないはずだが、ありゃどうなんだろうね?
上が法人税を納めないんだから俺なんか当然収めませんよ?みたいな「脱法による主張」についてそろそろ考えなければならない時が来ているように思う。おまえら人を見下すなら俺らよりちゃんとしてるんだろうな?という目線。お前らがやらない以上こっちも言うこと聞かないよ?というのは小学生みたいだが、相手が小学生なみなら有効だろう。それだけのためにどれほどの逮捕者を出さなければならないか考えると愚策であることは間違いないが、「お国のために外国人殺して来い」が当たり前になる社会でなら自分は躊躇わないだろう。私に限らず、愛すべき町や風土を国に奪われた東北民らは、言ってみれば「人質を無残に殺された敵国武将」みたいなもんである。あんたらにこれ以上頭を下げる義理は微塵もなく、恨みだけが日に日に募る。
広告代理店やらマスコミやらの刷り込みで頭から騙されるのは「中流」までだ。「下流」は既に政府の施策が自分の身に何をもたらすかを自らの体で想像する訓練を図らずとも積んでいる。最悪の事態というものを既に何度もイメージし、その時最も好ましい行動について何度もシミュレーションしている。そう簡単に騙せると思うでない。
困った話だが、おらが頭には既に「内戦」まで考慮にいれてしまっているぞ。あんたらはそれほどに重大なことをしでかしているという自覚はないんだろうが。