原理原則の話をします

あのね、暴力は暴力なんだわ。言葉の暴力だろうと国家の暴力だろうと正義の暴力だろうとなんだろうと。
それを知ってる人はせめてと、自分の暴力に自覚的であろうとするもんだ。そんな自覚が暴力の罪を薄めるなんて考えるわけではないが、むやみやたらに暴力に訴える回数は減らそうとするもんなんだよ。
暴力ってのはふるわれればダメージを受ける。だからふるう時は同じかそれ以上のダメージを覚悟してふるうもんなのですよ?
私は暴力は否定しない。ただし受ければ相手から「同様かそれ以上のダメージを食らっていい」という許可を得たと考える。「暴力のつもりじゃなかった」とか「オレは正しいからお前はこの暴力に文句言うな」みたいなことを言う人間はクズだと考える。正しかろうと何だろうとそれは暴力だからだ。その程度の腹はくくってもらわないと困る。
なんかどうも、勘違いしてる人が多いみたいだけどさ。まったくもって。
「あいつが先に殴った」「いや、そっちの方が一発多く殴った」と主張すれば大岡裁きしてくれる「先生」なんて社会に出ればいないんだぜ?自分らで話を収めるしかないんだぜ?仲直りするか、完全にツブすか、どっちかしかないんだぜ?
くだらねーことでケンカすんなや。