#0701AKIHABARA

7/1、秋葉原で行われた都議会選自民党最終街宣で起きた騒ぎ。口々に「安倍やめろ」を叫んでた一大集団の「バック」を訝しむ者は多い。なんらかの組織が後押しとかなんだとか、それなりに名の売れてるライターまでがごにょごにょ言ってる。
が、組織なんてものはなくて、都議選で路上での応援演説から逃げ回っていた安倍が最終日だけは秋葉原でやると聞いた者たちが、ここぞとばかりにヤジりに行っただけである。
安倍出るという情報が駆け巡ったのは前日。口の悪い連中が「行っちまうか」みたいな話をしてたのがその夜。#0701AKIHABARA なるタグが出来、驚くほどの増殖を見せ、あれだけの大勢力になったのは結果論に過ぎない。
このテの現象は311後のなんちゃらとかのネット文化論にされがちだが、大事なのは
「あそこに居た有象無象は全員安倍やめろと怒っていた」こと。
これに尽きる。
会社が「◯◯先生を社を挙げて応援します(から投票しろ)」とか「誰々先生の集会に参加しろ」とかの、組織の拘束力を元に、本心では支持してるかどうかも胡乱な候補の応援に行かされる系の「動員」とは根本的に違う。みんな安倍に怒っていた。
組織票とか地盤とかで勝ち上がって議会で寝てる与党議員どもからすれば信じられない話かも知れないが、それほどに今安倍内閣は「恨み」を買ってる。その事実を抗議側は見事に可視化した。