敵国、日本(続)

イスラエルと軍事的な同盟を結ぶことで日本はあのややこしい中東和平に軍事的に参加させられることへの危惧を書いた日記がこれ。
http://d.hatena.ne.jp/dek_nobo/20140712/1405170848
去年の七月の話だった。
ミリオタがハクをつけたくて行ったとしか思えない湯川某の身柄拘束は八月のことだった。
その後日本国は何をしてたって話である。
集団的自衛権閣議決定すら待たずイスラエルに対し「説教的平和主義を踏まえた安全保障」を約束した安倍の勇み足が産んだ結果であり、こうなることなどなんぼでも予想できたはずだろう?なぜ何の対策も打てなかったのか。要するに安倍らの勇ましい物言いは完全に「口だけ」だった証としか考えようがない。
それにしてもこの件、「日本の危機」として捉える人が多過ぎる。対立する二勢力の片方に「安全保障の協力」を約束すれば日本はもう片方の国にとっての脅威になるなんて当たり前のことだったはずだ。日本国はイスラム勢力に既にプレッシャーを与えて来たし、ガザ空爆の際爆弾の破片から日本企業のロゴが出て来たなんて報道もされてた。日本国はイスラム勢力にとってとっくに「敵国」だった。攻め込んで来かねない危険な国だった。何を今更被害者ヅラできるものか。
軍需を肯定し、安倍を支持し続けるというのはこういうこと。という自覚をされよ。自分らはとっくに「加害者」であることを肝に銘じやがれ。